人はなぜ汗をかくのか?意外と知らない汗の重要性
これから夏の暑い時期が到来しますね。
特に今年の9月まで全国的に厳しい暑さが続くと言われています。
そこで当ブログではこれからの夏にかけて、
あがり症よりも夏特有の悩みを中心に取り上げていきたいと思います。
そして今回のテーマは汗です。
古来より人間は自然と汗をかいてきました。
ですが現代は能動的に運動をしたりサウナにいったりしない限りは、
割と汗をかく機会って意外と少ないですよね。
- 人はなぜ汗をかくのか?
- 汗をかかないとどうなるのか?
今日はその辺のお話です。
人は汗はなぜかくの?
多くの人は汗と聞いて悪いイメージを持つのではないでしょうか。
なにかと嫌われ者の汗ですが、
実は人間として機能するには欠かせない役割を持っているのです。
それは体温を下げる役割です。
人間は恒温動物なので
体温を一定に保つようにもともと設計されています(いわゆる平熱)。
それが運動だったり風邪を引いたりすることで、
体温が平熱よりも上がった時に汗が放出されます。
そして汗が蒸発すると同時に、体温が下がるのです。
汗の大切さが分かったところで、
人間に汗が備わってない世界について少し考えてみたいと思います。
もしも人間から汗が無くなったら....
ここは汗という概念がない世界。
私たち人間はどうやって平熱を保つかを考えていました。
というのも風邪を引いたり運動したりした人は、
汗が無いので体外に熱を放出する方法も無く最悪死んでしまうからです。
人々は体温を下げる様々な方法を考え続けました。
エアコンのような物理的に外部から冷やすものを作り出しました。
パソコンをイメージしてもらうと分かりやすいです。
CPUが高熱になった時にファンが回って熱を逃がすみたいな感じです。
でも人間はパソコンと違い運動をしないと筋力が衰えてしまいます。
平熱を保ちつつ運動することが人にはできるでしょうか?
汗が無いとこんないかれた世界になってしまうのです。
それだけ汗は、人間が人間であるために必要な存在なのです。